新居の間取りは3LDK+2N+FCL(ファミリークロゼット)+エントランスクロゼットです。一般的な表記では3LDKまたは2LDKとなり、図面だけ見せると2LDKと受け取られそうです。

配偶者のこだわりを反映しました。

  • キッチンの真正面にテレビ
  • テレビの背面は東
  • 土間の納戸(エントランスクロゼット)を設ける
  • 浴室は北西。窓は西向き
  • できれば洗面脱衣所は2Way
  • キッチンには勝手口をつける

私の要望も少し反映しました。

  • キッチンは南向き
  • テレビは南向き
  • 土間の納戸は2Way
  • 今の家と同様、玄関にベビーカー置き場を設ける
  • 2階にパウダールームをもうける(洗面所)
  • 2階に窓の大きい備え付けのデスクのある書斎を設置

取り入れなかったものは取り消し線を付加しています。

規格住宅で十分だったかも

全く同じ間取りはありませんが、住友林業の規格住宅の間取りプラン集に、よく似た配置のものがありました。

2階建てプラン

一般的にLDKのダイニングにダイニングテーブル、リビングにはリビングテーブルとソファーを配置するため、LDKは最低でも10畳以上必要。しかし、資材高騰を受け、ここ2、3年、新築マンションで増えている圧縮プラン(60m2台の3LDKや50m2台の2LDK)では、キッチン、居室、洗面脱衣所、各部屋の収納が削られています。戸建も同様に狭くなっています。

後でサイズを計測したところ、今使っているダイニングテーブルは一般的なサイズよりも小さいと判明。配偶者はテレビを東に寄せて配置するつもりのようですが、多分、それだとキッチンから遠すぎです。セオリー通りに南に寄せて設置することになるでしょう。

さて、配偶者に否定されて取り入れなかった仕様があります。

それは「平屋」です。

建築後、周囲の家より明らかに背が高いと判明しました。どうも周辺の家はあえて最低の天井高に抑えているようです。遠目で見ても目立ちます。休工中の防犯対策も、いわゆる建売住宅に比べ、かなりしっかりしています。これらはメリットですが、意図せず立派な家(金持ちが建てた家……)に仕上がってしまいそうです。

平屋限定で、キッチン正面がテレビの間取り案を探したら一つだけありました。階段がない分だけ、先に紹介した2階建てのプランより広いです。

平屋プラン

南側に4m以上の庭を確保しようとしなければ平屋でも可能でした。これだけ基礎が高いなら、むしろ平屋+ロフトが妥当だったと思います。配偶者が「戸建は2階建てであるべき」と主張し、各ハウスメーカーともおおむね南側に広い庭を確保する配置を提案したため、決定案に至りました。

親から譲り受けた広い敷地などの場合、まずは平屋で検討したほうがいいとアドバイスします。マンション同様、本来、1フロアの方が住みやすいです。