建設地は、路線価・市場取引価格に応じた金額では買い手がつかない、広いだけの土地です。苦労した点でも挙げたとおり、実際の建築範囲の検討に時間がかかりました。

ハウスメーカーが考える東玄関・北玄関(南玄関は1社だけ)、南面リビングだと、庭・駐車スペースが広くなり、外構工事の概算見積もりはコンクリート舗装のみで400〜600万円でした。

予算のバランスを考えると、外構工事費用は税込総額100〜150万円で十分→150万円で収まる敷地面積で十分、道路に面する間口を広くしたい、という要望は通らず。外構工事を自らミニマムに抑えるしかありません。

外観イメージ

外構イメージ(植栽不採用)

外構工事の上限は、第1案の税込約233万円。今回、それより費用がやや下がると思われる第2案をいただきました。配偶者はそれより下げようと不要部分を伝えます。しかし、上限まで達しないと、外構工事費用を含めて本審査の承認が出ている住宅ローンの融資額引き下げの連絡が必要になるため、目隠しフェンスの追加を依頼しました。

外構イメージ・メインアプローチのみ採用予定

詳細は、次の外構工事打ち合わせで決まるはずです。多くの戸建に住宅にある門まわりの装飾、ゲート、フェンス、植栽などは最終的に何もなくなります。代わりに宅配ボックス、大型ダストボックスを置く予定ですが、それすらAmazonかビックカメラで買うことになりそうです。

大手メーカーの新築マンション、建築条件付き土地がいい

家ブログはそこそこ盛り上がっていますが、間取りにこだわりたい場合を除き、夜間のライトアップを含め、しっかりした植栽のある新築マンション・ヴィンテージ中古マンション、大手ハウスメーカーの大型分譲地の戸建分譲・建築条件付き土地をおすすめします。

個人の住宅だと、どうしても外構・植栽は趣味だけの捨て金になってします。自然の少ない首都圏エリアでは意識的な緑は欠かせない存在ですが、オーダーメードのためコスパが悪すぎです。

駅ナカ・公園・街路樹・駅前有料駐輪場所がない自治体は二流

一番好きな街は大手町〜丸の内と表参道です。渋谷や新宿、代官山の隠れた場所もいいですね。二子玉川や新百合ヶ丘も良かった。首都圏は、実は皇居周辺が最も緑が多く感じがいい。1997年に冬のゆりかもめから見た、見た東京ビックサイト周辺の朝焼けも忘れられない。無機質でも開放感があり、まさに新しい時代の幕開けに感じました。

実際は「失われた30年」の始まり。今後はますます都心と郊外の格差が広がっていく。それでも神奈川県の人気エリアと千葉の沿岸部は健闘しています。

昔の人は土地の所有権にこだわりすぎだと感じます。地権者の意識が変わらない以上、自治体は今すぐ自動運転に最適化した道路計画拡張、駅ナカ・駅周辺の活用を推進し、さらに、JR・東京メトロ東京駅まで60分切りを掲げ、JR・私鉄各社に鉄道の速度アップを交渉すれば若者世代に選ばれる街になる可能性が高まります。