私の要望を丸ごと伝えて担当営業が作成した図面です。万人受けはしないものの、最も合理的な間取りです。UA値や太陽光パネルの搭載量など、スペックの明確な表示は好感が持てました。外観も片流れで合理的でした。
施主（の一方）の要望そのままで工夫点は一切なく、素人レベルで「ひどい」と思うか、「合理的」と思うか。配偶者はひどいと判断し、一度も担当者と会うこともなく、お断りの連絡を入れました。
図面と同時に、概算見積りもいただきました。本体建物建築費はそれほど安くはなかったけれど、外構費用がほとんどかからないので総額は下がったはずと、今ならわかります。きっとこのガレージのある間取りがベストでした。
プロと担当営業、2つの提案
敷地にあわせ、希望する面積と一部の仕様を取り入れ、プロの設計者が作成した図面も同時に渡されました。「通常はさすがプロ！ こちらがいい」と感じ、本格的な商談を始めるでしょう。しかし、私はこの素敵な図面を見て、根本的に合わないと思いました。要望をきかず、セオリーに無理矢理合わせようとするはずです。
何度も説明した、書斎の位置が伝わっていません。2つのバージョン、どちらも希望に反しているのです。確かにセオリーは、LDKに面した場所や2階の廊下からつながる空きスペースでしょう。理想は、リビング隣接と2階の寝室から離れた場所の2つ。せめて1箇所は、家族と関わりにくい場所でなければ役に立ちません。
アキュラホーム提案 外観と1階間取り
ただ、依頼したハウスメーカーで唯一、ラフイメージに目隠しフェンスが描かれており、ユーザー視点の現実感のある提案だといえます。お手数をおかけし、申し訳ありませんでした。
