肉体的にも精神的にも負担の大きい「ワンオペ育児」をなくすために必要なことは、女性が主、男性が従という固定概念をベースにした「男性の家事・育児参加」ではなく、乳幼児の年齢ごとのおおむね定まっている推奨就寝時刻に寝かしつけられるよう、家族の間で家事や外出時の準備をどのように分担・連携するかを考える「家庭内マネジメント」。つまり、時間管理術だ。

政府が掲げる「女性が輝く社会」は、大袈裟ではなく、自分自身の限界に挑戦し続ける、ギリギリ綱渡りの連続の上にしか成り立たない。ビジネスの視点でみると、そこに商機がある。「節約意識」とは裏腹に、自分へのご褒美なしには過ごせないのだ。

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