建設地は、市街化地域の地目:畑で、実際に畑と芝生でした。どうも20年以上、この状況だったようです。その時点で私には理解できません。収益を生まず、実需にも要しない土地は早急に手放すべきです。しかし、子ども4人のうち、3人が男子だったため、うち2人に分け与えようと保持していたそうです。

ウチではなく、次男が結婚して家を購入するつもりだと義父に報告したとき、この土地への建築を義父は勧めたそうです。次男は伯母・叔母夫婦が隣地に住んでいるため別の場所を探すと速攻断ったそうです。

彼は正解だった!

まず農地転用を申請するため、資料を用意してもらい、埋蔵文化財試掘の進展状況の確認とあわせて、市役所の窓口に行きます。直接話をしても要領を得ず、農地転用の窓口担当者と区画整理担当者で散々電話で話し合います。25分ほど話したあと、

・仮換地証明書なしでOK
・全区画宅地転用(214+40+181=335m2)

で話が付き、書類を出し、畑から宅地に変更する転用認可が通りました。初回訪問から3回目、2019年8月16日付けです。間に土地家屋調査士のアドバイスを受けたものの、追加費用はなしです。

現状は、<xxxx区画整理地内 仮換地未指定>です。区画整理はもう20年くらい前から始まっているらしく(平成6年度開始)、完了年度は平成40年度、つまり後、9年後くらいです。しかし、平均進捗率は20.38%で、仮換地指定率は57.1%。つまり建設地は、4割の未指定地域だったのです。

地元議員はYouTubeで、「完了まで100年かかる計画でいいのか!」と叫んでいます。どうしても道路上の家が立ち退きを拒否するため、全く進展せず(義父の説明だとメイン道路上だが、案をみると周辺道路上)、別の区画整理エリアからも非難轟々のようです。

なお、市公開の更新した最新計画によると、新居から30mほどの場所に幅員12mの開発道路が新設される予定。かなり便利です。もっとも本当に9年以内にできるのか???

本当は秋津に家を建てたかった

官民一体開発以外、認めるな!

失敗する区画整理・再開発は、自治体だけで進めているからです。まずはデベロッパーに声をかけ、商業施設を誘致すれば自然に街ににぎわいが出て、区画整理に協力する気運が高まってくるはずです。

ぜひとも、住友不動産、野村不動産、三井不動産、ジェイアール東日本都市開発・JR東日本リテールネットあたりで、住商一体型の複合開発をすぐさま着手していただけないでしょうか。用地は十分にあります。駅前の八百屋がついに店を閉めたので、自治体所有の無料駐輪場、民間駐車場、電鉄保有土地あたりをまとめれば十分に高層複合ビルまたは板状ビルは建築可能でしょう。私鉄沿線駅前にJRの駅ビルが誕生すれば業界的に話題になり、Suicaと街ナカに力を入れるJR東日本の新たな戦略を示すことができます。ちなみにバスロータリー計画は昔からあるため、バス発着スペースは確保済みです。

再び、この【仮換地未指定】が問題になってきました。すでに2つの金融機関の住宅ローン本審査は通っているのですが、区画整理地内 仮換地未指定のため、1つ目の金融機関の融資条件「分筆」が満たせず、予備として申し込んでいたフラット35は審査にあたって、「仮換地証明書」が必須だそうです。誰でも持ち家を取得するための最後の砦・フラット35が使えないとなると現金購入しかありません。セーフティーになっていない……

※※詳細確認中です※※

ここに至り、どうして商業店舗がほとんどないのかようやくわかりました。実行能力のない組合が区画整理・再開発を進めているエリアでは、残念ながら建売住宅しか選択肢はありません。売ることもできず家も建てられず、収益物件は月極駐車場だけ。日本各地はほとんど負動産ばかり。今から組合に乗り込んで、企業誘致に走りたいところです。

なお、夫の評価は、弟夫婦にはできないし、自分ひとりでも父一人でもできない。親族でここまで進められるのは【名前】だけ、と。

高台や高層ビルからならどこでも眺望はきれい。マンションなら藤が岡に住みたかった

■住友不動産、野村不動産、三井不動産などマンションデベロッパー様へ

ペストリアンデッキで駅直結の複合タワー、2階〜5階は商業施設(2階・スーパー、3階・図書室、4階・学童保育・認可保育園・5階・レストラン+室内庭園)、6階〜20階は住宅をシンボルタワーに、南側に学生向けバスロータリー、北側に団体向けバスロータリー+タクシー乗り場(待ちなし)、地下に有料駐車場+シェアサイクル、少し離れた場所にパーク&ライドの大型駐車場を設置すれば、眺望の良さから住戸エリアはすぐに買い手が出るはずです。鉄道マニアにも好評でしょう。中規模商業施設ゼロエリアなので、商業部分は採算がとれるはずです。ぜひご検討ください。

■JR駅ビル担当者様へ

駅北側と南側の両方に4階建ての駅ビルを建設し、片方を屋根付き駐車場・シェアサイクルを導入します。JR東日本では当たり前のクオリティを私鉄に導入し、JREカードポイントアップキャンペーンを展開すれば加入申し込みが殺到し、首都圏各地のJREカード優待店まで遠出する気になるでしょう。成功したら既存のJR線の延伸・複線化や支線新設の検討をお願いします。ご連絡いただければ詳細をお伝えします。